学習コンテンツ 投資の基礎

セクターローテーションとは?景気サイクルに合わせた業種選択の方法を解説

📋 この記事のポイント
  • 景気サイクルに合わせて強いセクター(業種)は変化する — これがセクターローテーション
  • 景気拡大期はシクリカル株(素材・エネルギー・金融)、後退期はディフェンシブ株(食品・医薬・通信)が有利
  • HG Analyticsは毎日セクター別パフォーマンスを分析し、強いセクターの銘柄を優先選定
  • 「今どのフェーズか」を把握するだけで、銘柄選びの精度が大きく上がる

セクターローテーションとは

株式市場では、景気サイクルの局面に応じて「今買われやすいセクター(業種)」が変化します。この移行現象をセクターローテーションと呼びます。同じ市場環境でも、景気に強い業種と景気に左右されにくい業種では株価のパフォーマンスが大きく異なります。

景気サイクルと有利なセクター

景気フェーズ特徴有利なセクター
回復期景気底打ち、金利低め不動産・金融・一般消費財・IT
拡大期成長加速、企業業績好調素材・エネルギー・資本財・テクノロジー
後退前期成長鈍化、金利高めヘルスケア・生活必需品・公益
後退期景気悪化、リスク回避食品・医薬品・通信・金(ゴールド)

シクリカル株とディフェンシブ株

シクリカル株(景気敏感株)

景気の良し悪しに業績が大きく連動する銘柄群です。鉄鋼・化学・自動車・建設・海運などが代表例。景気拡大期に大きく上昇しますが、後退期には大きく下落するリスクもあります。

ディフェンシブ株

景気に関わらず需要が安定している業種の銘柄群です。食品・薬品・電力・通信などが代表例。景気後退局面での下落が小さく、高配当銘柄が多い点も特徴です。

比較項目シクリカル株ディフェンシブ株
景気拡大期大きく上昇しやすい出遅れやすい
景気後退期大きく下落しやすい下落が相対的に小さい
配当景気連動で変動安定配当が多い
代表的業種鉄鋼・化学・海運・自動車食品・医薬・電力・通信

セクター別 ETFで把握する方法

日本株はTOPIX業種別指数、米国株はSPDRセクターETF(XLF・XLE・XLVなど)を見ることで、どのセクターが直近で強いかを把握できます。直近1ヶ月・3ヶ月のパフォーマンスを比較するだけで、今どのセクターに資金が流れているかが見えてきます。

HG AnalyticsのセクターTrend分析

当サイトのAIは毎日セクター別の平均パフォーマンスを集計し、強いセクター・弱いセクターを自動判定しています。毎日の注目銘柄レポートの「業種フォーカス」セクションでその日の注目業種を確認できます。また銘柄詳細に表示される「業種内ポジション」は、同セクター内での相対的な割安・割高を示しています。

よくある質問

今が景気のどのフェーズかはどう判断するの?

完璧に判断することは難しいですが、「GDP成長率の方向性」「中央銀行の利上げ・利下げ局面」「長短金利差(イールドカーブ)」「購買担当者指数(PMI)が50以上か以下か」などを組み合わせて判断します。逆イールド(短期金利>長期金利)は景気後退の先行指標として有名です。

日本株でもセクターローテーションは起きますか?

はい、起きます。ただし日本株は米国株の動向・円相場の影響も受けるため、純粋な景気サイクルだけでは動かない場面もあります。円安局面では輸出株(自動車・電機)が有利、円高局面では内需株が相対的に強くなるという「円相場ローテーション」も重要です。

▶ 証券口座を開くなら — 広告・PR
⚠ 広告・PR(アフィリエイトリンクを含みます)
SBI証券
国内最大手ネット証券。手数料無料・豊富な銘柄数
【無料口座開設】SBI証券で今すぐ始める
楽天証券
楽天ポイントが貯まる。使いやすいUI・充実のツール
【楽天ポイント活用】楽天証券で口座開設
松井証券
1日50万円以下なら手数料無料。初心者向け
【手数料無料】松井証券で投資デビュー
関連記事
← 学習コンテンツ一覧へ戻る